千秋技研株式会社
センシュウギケン(カ
- 31~100人
- 製造業/その他
所在地 | 〒480-0133 愛知県丹羽郡大口町替地3-147 |
---|---|
URL | http://www.miratech.co.jp |
社員数 | 51名 |
業種 | 製造業/その他 |
- 業務内容
- 省力化装置、自動化ライン等の設計・製作
・自動車組立工程のネジ締め機 ・自動車足廻り部品組立装置 ・自動車シート製造工程のカシメ装置 ・自動車シートレール自動組立てライン ・重量補助装置
その他の実績: ・半導体関連装置 ・薄板ガラス搬送装置 ・電気式焼結機 ・樹脂板曲げ装置 ・ブッシュ圧入機 ・エンジンミッション組立ライン
健康経営に関する
自社のセールスポイント
「とくべつなことではなく基本から」という考えで従業員の健康管理サポートを進めてきた結果、2017年から5年連続経済産業省より「健康経営優良法人」に認定していただき「2021年健康経営優良法人ブライト500」の認定を受けました。全国健康保険協会愛知支部からは、「健康宣言優良事業所」として5年連続金賞を受賞させていただきました。健康経営を進めて行く中で従業員の健康意識が向上した事を実感しております。
すべて開く閉じる
取組状況について
受診勧奨の取組
-
- 期間
- 2013年11月~現在継続中
-
- 取組内容
- 35歳以下の定期健診は、全員(心電図、採血含む)健診を受診。35歳以上は、協会けんぽ生活習慣病予防健診を全額会社負担とし、その都度付加健診の受診勧奨も行っている。乳がん検診を一部会社負担、子宮頸がん検診を会社負担で行い、健康診断と合わせて行う事により受診しやすい体制を整えた。また、配偶者にも健診を促すプリントを配布し、健診への受診勧奨を行っている。バス健診から訪院健診へ変更した。
-
- 取組に対する成果
- *従業員の健診受診率は、毎年目標100%を達成している。
*取り組みにより、配偶者の受診率も前年比を上回る結果となった。
*訪院健診へ変更した事により追加の検査オプションを受診される方が増えた。
-
- 工夫したところ
- 定期健康診断の予約、変更は全て会社が行う事により、健診漏れが無く毎年受診率100%となっている。
訪院健診に変更した事で胃の検査がバリウム検査から胃カメラ検査も出来る様になった。また脳ドックも受診可能となった。
保健指導の実施
-
- 期間
- 2014年05月~現在継続中
-
- 取組内容
- 定期健診の結果、保健指導が必要な対象者へ保健師や管理栄養士による指導を行った。訪院健診に変更した事により、初回の保健指導を定期健診後そのまま病院で指導が受けられる体制が整った。未受診の方を対象に社内でも保健指導を開催した。
-
- 取組に対する成果
- 保健指導は、毎年全員受診する事が出来ている。指導の結果は、翌年の健診結果に現れ着実に改善されている。実際指導対象人数が減少した。
-
- 工夫したところ
- 社内で就業時間内に健康相談会を開催し、参加しやすくした。
また、体重計や血圧計を社内に設置し、会社でも管理出来るように管理表を作成し、保険委員がアドバイスを加えた。
従業員の感染症予防
-
- 期間
- 2015年11月~現在継続中
-
- 取組内容
- 感染症予防の為、安全パトロールとして隊員が会社内を見回り、定期的な換気や社内消毒を毎日行っている。受付や隣り同士の席にパネルを配置し、ソーシャルディスタンスを確保した。社内マスク着用義務、従業員へのマスク配布、斡旋をした。またコロナ対策委員2名を設置し、対策マニュアル冊子を作成し社員全員に配布した。
-
- 取組に対する成果
- 社内で感染症に罹る方は、昨年から継続して発生してなく確実に取り組み効果は出ている。
-
- 工夫したところ
- アルコールは、食堂、正面玄関、各部署、工場に設置し、社内感染症を防いでいる。
消毒は、ドアノブやコピー機、食堂のテーブルの他、多くの方が触れる場所を選んで行っている。
50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
-
- 期間
- 2017年10月~現在継続中
-
- 取組内容
- 50人未満の事業所であっても全事業所でストレスチェックを2017年から継続して行っている。
相談窓口担当者2名を新設し、高ストレス者の聞き取りを行った。
また、産業医面接を行った。
-
- 取組に対する成果
- 従業員のストレス状況が把握出来た。
-
- 工夫したところ
- 業務上結果を知り得る担当者が全て管理し、アンケートの配布、回収を行っているので回収漏れは無く、スムーズに進める事が出来ている。
健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定
-
- 期間
- 2015年10月~現在継続中
-
- 取組内容
- 健康診断後の結果が再検査、精密検査、要治療の従業員への受診勧奨を徹底して行っている。
健康優良社員表彰を創設し、健診結果が良好な方、禁煙された方、特定保健指導で目標達成された方を年に一度表彰し、記念品を授与。従業員の健康意識向上と励みに繋がっている。
-
- 取組に対する成果
- 毎年健康診断をするだけではなく、検査結果に再検査、精密検査と診断された従業員には、必ず掛かり付けの病院へ受診勧奨している。
その結果は、健康診断担当者へ報告され、従業員の健康状況を把握する事が出来、再検査、精密検査漏れが無くなった。
-
- 工夫したところ
- 再検査、精密検査、要治療と診断された従業員へ会社独自のアンケートを配りその結果報告の期日を決め、健康診断担当者が全員回収し、回収率を目標100%達成する事が出来た。
産業医または保健師が健康保持・増進の立案・検討に関与
-
- 期間
- 2014年11月~現在継続中
-
- 取組内容
- 定期健診後に産業医、保健師または、管理栄養士による健康相談を実施しアドバイスを受けた。
-
- 取組に対する成果
- 従業員の健康サポートを産業医、保健師または、管理栄養士と会社の保健委員が健康改善に向けた提案を従業員に個別指導した結果、従業員の健康意識の向上、保健指導対象者の減少、実際の健診結果に現れてきた。
-
- 工夫したところ
- 社内で就業時間内に場所、時間を確保し従業員が気軽に話を聞ける体制を整えた。
管理職及び一般社員それぞれに対する教育
-
- 期間
- 2017年05月~現在継続中
-
- 取組内容
- 2017年から管理監督者のメンタルヘルス研修、入社3年目までのメンタルヘルス研修を社内で継続的な開催を続けている。また、中小企業も義務化されるハラスメント教育講習会を新たに開催した。
-
- 取組に対する成果
- 新たなメンタルヘルス不調者の出現を防止出来ている。
-
- 工夫したところ
- 職場内での挨拶の徹底。
月1度の5S活動の実施などで風通しの良い職場作りをした。弊社の5S活動とは、第3水曜日と日時を設定し、整理、整頓、清掃、清潔、しつけという事で、会社内及び駐車場など普段手の届かないところを重点に従業員全員で行っている。全員で行う事により、やらされている感が無く、団結感が生まれた。
適切な働き方の実現
-
- 期間
- 2016年09月~現在継続中
-
- 取組内容
- 休日出勤者に対して代休取得をアナウンスした。
残業時間の削減に向けて、ワークシェアリングを推奨し、仕事の共有化、多能工化の実現に向けて各部署で取り組むようになった。
働き方改革を推奨し、年に5日以上有休取得を義務づけた。毎週水曜日にノー残業デーを設置した。
-
- 取組に対する成果
- 昨年と比較し、有給休暇の取得率が向上した。
有休取得者が増加した。
全体の残業時間が減った。
-
- 工夫したところ
- 仕事の洗い出しをし、仕事量が一人に集中しないように多能工化を実現した。
急な休みでも他の者が対応出来る体制を整えた。
コミュニケーションの促進
-
- 期間
- 2016年10月~現在継続中
-
- 取組内容
- 1.家族参加の慰安旅行を開催した。
2.従業員主体の忘年会を開催した。
3.グループ会社合同で盆踊り大会を開催した。
-
- 取組に対する成果
- 1.従業員と家族とのコミュニケーションが取れた。
2.従業員同士の親睦を図る機会となった。
3.グループ会社、従業員の団結感が生まれた。
-
- 工夫したところ
- 忘年会については、従業員主体となっている為、やらされている感は無く、むしろ参加形の忘年会でお酒を飲むだけではなく、ゲームやビンゴ、余興で準備段階から各々張りきる光景があり、良いコミュニケーションとなった。
治療と仕事の両立支援
-
- 期間
- 2017年11月~現在継続中
-
- 取組内容
- 病気の治療と仕事の両立を実現する為、相談窓口を設置し、勤務時間や休暇の配慮について設定した。
-
- 取組に対する成果
- 通院治療中でも、従業員が安心して治療に専念出来る体制を整えた。
-
- 工夫したところ
- *通院中の代休、振休、フレックス勤務を可能した。
食生活の改善
-
- 期間
- 2015年09月~現在継続中
-
- 取組内容
- 生活習慣病予防対策として、ヘルシーな弁当を扱っている弁当業者へ社員のアンケートにより変更した。
揚げ物が少なく魚料理、野菜が多い業者に変更した。
-
- 取組に対する成果
- 取り組みの結果、従業員のヘルシー思考が定着し、半ライスを注文される方が増え、従業員の健康意識が向上した。
-
- 工夫したところ
- 各テーブルに醤油、ソースを置かない。おかずのカロリー表示をした。
運動機会の促進
-
- 期間
- 2016年07月~現在継続中
-
- 取組内容
- 毎日朝礼前に、従業員全員によるラジオ体操を行っている。
フットサルチームを結成し、定期的に練習を実施している。
-
- 取組に対する成果
- ラジオ体操は、就業前の準備運動となり、怪我の防止にも繋がった。
-
- 工夫したところ
- ラジオ体操は、開始を就業時間が始まってから行う事により、全員参加で真剣に取り組むようになった。
禁煙対策
-
- 期間
- 2015年10月~現在継続中
-
- 取組内容
- 従業員の受動喫煙防止対策で、全ての事業所で屋内全面禁煙、敷地内完全分煙とした。
禁煙表彰制度の導入を創設した。(禁煙成功者へ表彰、粗品の贈呈)
屋外喫煙場所の灰皿を撤去した。
-
- 取組に対する成果
- *制度導入後、禁煙する方も現われ、煙の出ないたばこに替える方も続出し、喫煙者のマナー意識が向上した。
*マイ灰皿を徹底し、灰の散らばりが無くなった。
-
- 工夫したところ
- *社内禁煙セミナーの開催
*禁煙外来病院の紹介、誘導を行った。
*禁煙成功者への表彰制度導入
*毎月22日スワンスワンで禁煙推奨日の設定
長時間労働への対策
-
- 期間
- 2016年10月~現在継続中
-
- 取組内容
- 長時間労働者(超過勤務80時間を超える者)が発生した場合、個人の希望の有無に関わらず産業医面接を行う。
-
- 取組に対する成果
- 残業時間削減に向けて、仕事の共有化、多能工化が進んでいる。
-
- 工夫したところ
- 繁忙期が過ぎたところで、代休が取得できるよう事前申請型にした。
メンタルヘルス不調者への対応
-
- 期間
- 2017年01月~現在継続中
-
- 取組内容
- メンタルヘルスの相談窓口担当者を各事業所へ設置した。
不調者には、産業医面接を行えるようにした。
-
- 取組に対する成果
- 取り組みを始めてからの不調者は、今のところ発生していない。
-
- 工夫したところ
- メンタルヘルス不調者の復帰に向けた支援体制を整えた。
メンタルヘルス不調者の短時間勤務を可能とした。
社内で講師を招き講習会を開催した。
女性の健康保持・増進に向けた取組
-
- 期間
- 2008年01月~現在継続中
-
- 取組内容
- 子宮頸がん検診を会社負担、乳がん検診を一部会社負担とし毎年健康診断時に追加して、女性従業員が全員検査を行っている。2019年の定期健康診断を全従業員集団バス健診から訪院健診へ変更した。マンモグラフィ検査だけでなく乳腺エコーや触診、子宮頸がん細胞の医師採取、子宮内エコーの検査も可能としている。
-
- 取組に対する成果
- 毎年定期健診時に同時に検査する為、検診漏れが無く、他の日に休んで検査する事もなくなった。また、前年度との比較もデータが残っている為気づく事が出来、再検査で大事に至らず通院治療する事が出来ている。訪院健診により自己採取だった子宮頸がん検診が医師細胞診と子宮内エコーで医師の診察が行われ、より確実な検査を行う事が出来た。
-
- 工夫したところ
- 費用の負担、補助や予約を会社が行う事により、漏れがなく安心して確実な検査が受けられる体制を整えた。
他の企業等への健康経営の普及促進
-
- 期間
- 2017年06月~現在継続中
-
- 取組内容
- セミナーや講演会の依頼、企業向けパネルディスカッションの依頼を積極的に受けている。
-
- 取組に対する成果
- 講演に来場された企業から、「健康経営を始める事にした」、担当者から「自分もこの部分で苦労し共感しました」などの声を聴くことが出来た。
-
- 工夫したところ
- 健康経営の基本的な事を項目で区切り簡潔に分かりやすいプレゼンになるよう工夫した。