丸栄工業株式会社
マルエイコウギョウカブシキカイシャ
- 101~300人
- 製造業/その他
所在地 | 〒444-0008 愛知県岡崎市洞町鷹野2番地1 |
---|---|
URL | http://www.marueikogyo.jp/ |
社員数 | 140名 |
業種 | 製造業/その他 |
- 業務内容
- 冷間鍛造と切削加工による自動車用部品の加工及び販売
=代表的な製品=
・エアコン関連部品 ・シートベルト関連部品 ・シート関連部品 ・ドアミラー関連部品 ・エンジン関連部品 ・パワーウィンド関連部品
健康経営に関する
自社のセールスポイント
■ 2017、2018、2019年と3年連続 健康経営優良法人認定
■ 社内保健師の常駐は、同規模の中小企業では数少ない
■ 部署ごとに環境改善に向けた取り組みを実施
すべて開く閉じる
取組状況について
受診勧奨の取組
-
- 期間
- 2013年11月~現在継続中
-
- 取組内容
- <健康診断>
毎年定期健康診断を社内で行い、希望者にがん検診(胃・大腸・前立腺)の費用を補助している。また、一部の社員については人間ドック健診の費用を補助する仕組みも2018年度より導入した。健診実施率は100%である。
その他、2019年より加入している健保の補助を利用して巡回歯科健診を開始した。
<受診勧奨方法>
2015年より加入健保のコラボヘルスに参加し未受診者を把握。
2018年より会社独自の受診勧奨用紙を作成し、個別に配布・回収する仕組みを導入。
上記の仕組みを活用して、受診勧奨を行い早期治療に努める。
-
- 取組に対する成果
- コラボヘルス参加以前は受診の有無が分かりにくかったが、コラボヘルスの仕組みを活用したことにより未受診者の把握がしやすくなった。さらに、自社オリジナルの受診勧奨用紙を個別に配布・回収する仕組みを導入にて受診率が向上した。
-
- 工夫したところ
- 健診結果を確認したタイミングで受診勧奨用紙を配布することにより、再検査等の受診意識を高めたこと。
管理職及び一般社員それぞれに対する教育
-
- 期間
- 2014年09月~現在継続中
-
- 取組内容
- メンタルヘルス対策においては、就業時間内に管理者向けのラインケア研修や社員向けのセルフケア研修を年に1回開催している。ラインケア研修では、講義以外にストレスチェックの集団分析や職場健診(職場の困りごとアンケート)の結果を報告し、職場改善対策を検討するグループワーク等を行っている。セルフケア研修は、各部署毎に実施し皆が参加出来るような体制を取っている。
健康関連においては、メタボ対象者と希望者向けに体験型運動教室や健康器具体験会を一部就業時間内で開催した。
-
- 取組に対する成果
- ラインケア研修では、講義だけでなく自部署のストレス度や職場の困りごとを管理職同士で共有することにより、職場改善の方法等を話し合える機会となっている。
-
- 工夫したところ
- 一般的なラインケア研修の内容だけでなく、参加した管理職が関心を高めるようにストレスチェックの結果報告等の内容も盛り込んでいる。
運動機会の促進
-
- 期間
- 2006年05月~現在継続中
-
- 取組内容
- 2006年より就業時間開始時にラジオ体操を導入し、一日が快適に働けるようにした。2015年には社員が自由に利用できる運動機器を社内に設置。さらに、仕事を行いながらも”ながら”運動出来るように2018年に階段促進標語を掲示した。
また、健保提供の健康関連アプリ「PEPUP」も各自登録を行っている。
-
- 取組に対する成果
- 運動習慣がある人(男性)が、2015年18%だったが、2019年は27.8%と向上した。
-
- 工夫したところ
- 社内報に効果的な筋トレ方法の紹介、エレベーターホールのスイッチ部分に階段利用促進の掲示など、体を動かす意識作りができるよう働きかけている。
健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定
-
- 期間
- 2015年04月~現在継続中
-
- 取組内容
- 2015年に残業の事前申請制度を始め、翌年にはノー残業デーを導入した。
また、各社員が作成する目標管理シートに目標有給取得日数を明記する欄を会社側が作るなど、社員が積極的に有給を取りやすい環境作りを行っている。
-
- 取組に対する成果
- 残業を事前申請制度にしたことにより、会社全体で帰りやすい雰囲気になった。有給も取りやすくなってきている。
-
- 工夫したところ
- 事前申請制度を導入時、人事グループは社員が帰りやすくなるように事前申請を提出した社員以外に声かけをして帰宅を促した。現在は、各部署毎に残業計画時間を設定し、その時間を超えないよう管理職が管理している。
産業医または保健師が健康保持・増進の立案・検討に関与
-
- 期間
- 2015年10月~現在継続中
-
- 取組内容
- 社内保健師が健康診断結果を分析し、社員の健康状態の傾向を安全衛生委員会や社内報で報告。同時に、その対策について安全衛生委員会などを通して検討・計画立案を行っている。
実際の対策内容として、メタボ教室など健康に特化した教室を開催した。
-
- 取組に対する成果
- 会社全体の健康診断結果を把握することで、その改善に向けた教室等を開催することができた。
-
- 工夫したところ
- 健康診断の問診結果より、健康診断結果改善につながるような項目をいくつか洗い出し、その内容に合わせて翌年の健康教育を検討している。
コミュニケーションの促進
-
- 期間
- 2006年08月~現在継続中
-
- 取組内容
- 会社全体のお祭り、部署間での意見交換の場を設けるなど下記内容の取り組みを実施している。
①社員・その家族をはじめ、協力会社や地域の皆さまに楽しんでいただくために毎年1回夏祭りを開催。
②職場健診(職場の困りごとアンケート)の結果をもとに、部署内で職場環境の改善・働きやすい方法などの話し合いを実施。
-
- 取組に対する成果
- 夏祭りでは、普段あまり交流のない部署のメンバーや社員家族等とのかかわりが、コミュニケーションを促進する手段となっている。
また、職場健診の結果をもとにした話し合いでは、部署内の問題を改めて話す機会を設けることにより働きやすい環境作りにつながっている。
-
- 工夫したところ
- 各部署の管理職に職場健診の結果を報告し改善に取り組むよう働きかけるだけでなく、総務グループが中心となり、職場健診の結果をそれぞれの部署に説明に赴き話し合いの機会を設けている。
治療と仕事の両立支援
-
- 期間
- 2013年11月~現在継続中
-
- 取組内容
- 社内の健康相談室が、傷病を抱える社員および管理職や周囲の同僚の相談窓口となっている。仕事と両立できるよう、対象者・管理職・保健師で対応方法を検討し、対象者に合わせて対策を実施している。
-
- 取組に対する成果
- 傷病を抱える社員も働きやすいように、トイレや階段に手すりを設置する等、個別に対応し業務に従事しやすい環境整備を行った。また、通院等で必要な休みについては半日休の付与やフレックス等の業務上の配慮を行っている。
-
- 工夫したところ
- 個別に都度対応をしていき、社員が働きやすい環境調整を行っている。
保健指導の実施
-
- 期間
- 2013年11月~現在継続中
-
- 取組内容
- 健保から依頼を受けた外部の保健師・管理栄養士により、特定保健指導を就業時間内に調整・実施をしている。また、必要に応じて社内保健師にて個別に保健指導を実施している。
-
- 取組に対する成果
- 特定保健指導は、就業時間内に業務の都合がつくよう日程を調整しているため、受診率は77%と高い。
また、個別での健康相談、メンタルの相談など就業時間内に自由に行える環境にあり、健康に関すること等を気軽に相談できる体制となっている。
-
- 工夫したところ
- 巡回健康診断と人間ドック健診の依頼先が異なり、特定保健指導の対応場所も異なっていた。そのため、健保・健診センターへ働きかけ、社内で特定保健指導が受けられるように調整した。
食生活の改善
-
- 期間
- 2016年09月~現在継続中
-
- 取組内容
- 下記の取り組みを実施している。
①自販機に砂糖含有量の表示と、一日の目安摂取量の砂糖量の表示。
②健康にいいといわれる電解水素水サーバーを事務所内に設置し、自由に水分補給できる環境づくり。
従業員の感染症予防
-
- 期間
- 2019年09月~現在継続中
-
- 取組内容
- 下記の取り組みを実施している。
①就業時間内の巡回インフルエンザ予防接種を任意で実施(一部自己負担あり)。
②アルコール消毒液の設置、マスクは自由に使用できるよう常備。
③うがい薬の常時設置。
④加湿空気清浄機の設置。
-
- 取組に対する成果
- インフルエンザ、風邪等の蔓延対策を行っているため、業務に支障をきたす流行は起きていない。
-
- 工夫したところ
- 就業時間内に社内でインフルエンザ予防接種を実施することにより、接種率を上げ感染拡大予防に努めている。
長時間労働への対策
-
- 期間
- 2013年11月~現在継続中
-
- 取組内容
- 残業月45時間以上の対象者に対して疲労度チェック等を行い、必要に応じて保健師面談・産業医面談できる体制になっている。
80時間以上の残業→産業医面談
45時間以上~80時間未満の残業→疲労度チェックを行い、必要に応じて保健師面談
その他、フレックス制度や残業の事前申請制度を導入している。
-
- 取組に対する成果
- 以前に比べて長時間残業を行う社員が少なくなった。また、疲労度チェックにより、残業を行った社員の疲労度を把握しメンタル不調の早期発見に努めている。
-
- 工夫したところ
- 月の半ばに、人事グループが長時間残業をしている社員を拾い上げ、管理職に報告し残業時間短縮を促している。
メンタルヘルス不調者への対応
-
- 期間
- 2013年11月~現在継続中
-
- 取組内容
- 下記の取り組みを実施している。
①健康相談室を社内に設置し、常時保健師と面談ができる体制。必要に応じて、産業医へ上申をし産業医面談も可能。
②復職時は保健師が復職プログラム作成し、復職プログラムに沿って対応。
③健保の健康相談窓口(外部相談窓口)の連絡先を社員全員に配布する会社カレンダーへ表記。
-
- 取組に対する成果
- 気軽に保健師へ相談できる体制のため、早期に不調者へ介入が出来る仕組みになっている。
また復職に関しては、保健師を中心に復職プログラムに沿って管理職・対象者との連携を図りながら対応をしている。
女性の健康保持・増進に向けた取組
-
- 期間
- 2013年11月~現在継続中
-
- 取組内容
- 下記の取り組みを実施している。
①社内に女性保健師が常勤し、健康相談が随時できる体制づくり。
②妊娠中の社員に対する業務上の配慮等を実施。就業規則にて母性健康管理等について明文化。
③育児中の短時間勤務の期間を法定期間より延長し、小学生未満まで短時間勤務可能な体制作り。
-
- 取組に対する成果
- 以前は、短時間勤務を選択する従業員がいなかったが、育児休暇後、短時間勤務を選択する社員が増えてきた。