当社では、住宅設備機器の販売及び施工を行っています。すべての業務はお客様とお会いすることが前提となります。店頭では電話やご来店されたお客様への対応をし、営業機会・工事機会ではお客様宅への訪問を致しますが、初対面のお客様の場合には第一印象の向上に努めています。
明るく元気な印象を持っていただくためにも、日頃からの健康管理に気を配り、気持ちよく働ける環境を整えています。

社員からの提案で、土曜日の朝礼時に「ラジオ体操」を行っています。始めた当初は漫然と取り組んでいた社員も、段々とリズムにのって大きく伸びやかに動けるようになりました。
「ラジオ体操をすると元気になる」「今日も頑張ろうと思える」など、身体的な効果だけでなく、気持ちもリフレッシュできているようです。なかには、「あいち健康プラス（アプリ）」を活用し、自身が設定した目標を達成するため努力を始めた社員もいます。
健康づくりに取り組んでポイントを貯めると、いろいろなサービスが受けられるあいち健康づくり応援カード「ＭｙCａ（まいか）」を申請できることが励みになっているようです。

健康診断を受けられる機関二社と契約し、受診日も有給休暇を利用して自由に設定できるようにしています。以前は、胃部検査でバリウムを飲むと検査後の仕事に支障がでるのではないかと敬遠する社員がいましたが、個人の予定に合わせて検査が受けられるようになったため、胃部検査の受診も増加しました。
通常の健康診断費用は約6,000～8,000円ですが、会社が10,000円まで負担するようにしたところ、眼底検査、胃カメラ、より精密な血液検査、子宮がん・乳がん検診など、オプション受診する社員が増えました。
自分の身体と向き合い、健康への意識が高まったと考えています。

以前は喫煙する社員も多く禁煙に対しては消極的な社員も多くいましたが、受動喫煙に不安を感じる社員もいたため、社屋内での受動喫煙防止に取り組みました。
それが功を奏したのか喫煙する社員の中でも、自主禁煙を試みたり、本数を減らすなど意識に変化があらわれました。現在は喫煙所を屋外の一か所に限定しています。店舗及び事務所内には空気清浄機を設置し、屋内の灰皿は撤去しました。段階を追って受動喫煙防止対策を推進したため、自然に受け入れてもらえているようで、ご来店のお客様にも一定のご理解を得られています。

役職社員は最後の従業員が帰社するまで待って「お帰り、ご苦労様です」と労いの声を掛けています。上司の温かい言葉に、疲れていても笑顔で「ただいま」と返す姿は微笑ましい光景です。当社には工事を担当する70歳くらいの社員が３人います。いつもケガの無いように配慮し、体調を注視しながら声掛けを行っています。
長く勤めている社員が多いため、お互いの気心が知れている点はありますが、常に「お互い様です」の精神、「思いやり」の気持ちを大切にしています。
またこの四月に育休から復職する社員がいます。これまでは産休・育休を取得した社員がいなかったため、初めてのケースとなります。子育てをしながら仕事をするのは大変なことですが、当社の少人数ならではのアットホームな社風で乗り越えて行きたいと思います。良い勉強の機会として取り組んでみたいと思います。

当社では、春夏秋冬のシーズンごと、年４回の｢お祭り（大売り出し）｣を行っています。全社員が一丸となって２か月前から準備して、ご来店くださったお客様にご対応します。｢お祭り｣後は、慰労の食事会などで懇親も図っています。コロナ禍で食事会などが出来なかった時は、年末の仕事納めの際に入魂のお弁当を提供しましたが好評でした。コロナ前は研修旅行やボウリングなども開催していたので、また徐々に懇親の機会も増やしていけたらと考えています。